嫁と出会ったのは俺が22歳の時。
俺が就職した会社の総務部で、鉄仮面のアダ名で有名な無愛想な人だった。
冗談言っても笑いもせず、表情が全く変わらない為にそう呼ばれていた。
俺は入社した時から綺麗なのにもったいないと思っていた。
会話をしても必要な内容のみで無駄話は一切しない、本当に機械的な人だった。
その人が入ってから3年経っても趣味や好みの話もろくにしないので、会社の中でも特に浮いていた存在だった。
俺が入ってから半年位経った10月の休みに、ロードバイクで少しそこまでと100km先のラーメン屋まで出かけようと近所を走っていたら、嫁が道路の脇で困った顔して佇んでいた。
初めて見た嫁の感情のある顔に驚きながらも本当に困った顔をしていたので声をかけた。
ロードバイクがいきなり変速しなくなったのでどうしたらいいか分からないと途方に暮れていたらしく、俺が少し見て原因を突き止めて直したらホッと安心した表情になった。
あまりにも可愛い表情に俺が
「嫁さん、その表情可愛いっす」
と言ったら嫁は一気に顔を赤くして
「まじまじと見るな!」
と一喝。
でもサイクルジャージはピンクが多いカラフルで可愛いスカート付きのジャージ。 【職場で鉄仮面のアダ名で呼ばれていた綺麗な女性【エッチ体験談】】の続きを読む