もう40年前の話です。
母が32歳の時で、私は5歳です。
まだ犯罪とか知らない歳でした。
母は普段生け花の先生をしていまして、着物を着ていました。
ですので下着はつけていませんでした。
いわゆるノーパンノーブラでした。
ある日、デパートでバーゲンセールがあり、母と私はバスに乗り、デパートに行きました。
出かける時は少し短めのスカートを穿いて出かけます。
バーゲンセール会場に行くと、安いものを買おうと必死で探しており、私は後ろの方で待っていました。
すると、中年の男の人が母の後ろで足を動かして何かをしていました。
何をしているのか見に行くと、母の足と足の間に靴の先に手鏡がついた物でスカートの中の覗いていたのです。
手鏡に写ったのは、下の方のお尻の割れ目やおまんこの毛が微かに写っていました。
母は、ノーパンで出かけていたのです。
中年の男は、ニヤリと笑いながら、一生懸命に足を動かして、母のスカートの中を覗いていたのです。
私は、その時は中年男が何でこんな事しているのか分かりませんでした。
そしてバーゲンセールが終わり、バスに乗って帰る時でした。
バスは混んでいまして、母は吊り革に掴まり、私は母の手を握っていました。
すると、またその中年の男が現れて、また母の後ろにいました。
そして、また靴を母の足の間に入れて、スカートの中を覗いていたのです。
私も下を見たら、手鏡は真っ暗で何も写っていませんでした。
そしてバスを降りて、母に、
「変なおじさんがついて来るよ」
と言ったら、母が後ろを向くとおじさんは消えていました。
昔を思い出して書いてみました。