もう10年くらい前の話になるが、当時俺が務めていた会社は
地方の企業や小売店にイベントを提供するサービスを行っていた。

大概二人一組での出張になるのだが、トラブルを恐れてか
基本男女ペアでの出張はなかった。

しかし、たまたまスケジュールの都合で俺とSの二人で
京都へ出張になった。

ここで当時のスペックをさらしておく
俺:既婚31歳、新婚2年目子あり。
フツメンだがその調子の良さで女子人気はそこそこ(たぶんw)

S:独身26歳、過去に上司との泥沼不倫の末一流商社退社。
俺の好みではないが美人。同棲中の彼氏あり

俺とSは中途入社組ということで普段から仲が良かった。

Sと俺と同年代の男、新入社員の女の子の4人で
いつも昼飯一緒に行ったり会社帰りに飲みに行ったりしていて、
その中でSは自分の不倫話を暴露するほどさばけた女だった。

京都出張が決まったとき
「わー俺さんと出張だやったw」とか何のてらいもなく言う。

会社から新幹線チケットが支給されたが、
時間に余裕があったのとだるいのでチケットを金券ショップ
に売り飛ばして俺の車で行くことにした。
(無論会社的にはダメだがw)

いつものバカ話をしながら車で京都まで楽しく走ったが
当然何もない。 そもそも俺はSに女を感じていない。

イベントも大成功に終わり、クライアントの食事の誘いを
振り切って宿泊ホテルのラウンジでSと祝杯を挙げた。

いつものように仕事の話と馬鹿話をしていたが、
俺の新婚生活についての話から、浮気論、
はてはセックス論というエロい方向へ話は進んでいった。

そしてSから衝撃の発言がw
「私は後ろも使える女w」

は?後ろ??そうアナルセックスができる
ということだった。

「は?なにお前彼氏にいつもさせてんの?」
「彼氏にはさせてないよ、つか恥ずかしい」

どうやら不倫上司が相当の変態だったらしく
色々と調教されてたらしい。

後ろもその一環で他にも縛りや露出、
果てはスワップまで仕込まれたとのこと。

俺は急にSが「女」に見えてきた。
つかこんな美人に今まで俺はなぜ欲情しなかったのか?
とか思った。

そんな雰囲気を察したのかSが
「ンフフ・・試してみたい?うしろ」
と酔ってとろんとした目でいう。

「な、な・・・おま、ば、馬鹿言ってんじゃねーよ」
などとうろたえまくる俺

「そうだよねー愛妻家だもんね俺さん。きゃはは」
(俺はとてもつもなく惜しいことを今してしまったのだろうか)
なんて考えが頭をぐるぐる回っていた。

その話はそこで収束してしまい、ラウンジを引き上げた。
部屋に戻って売上げ報告と商品チェックをしなければならない。

それは一応上司である俺の仕事だ。
部屋でもくもくと作業をこなしていると
コンコン、とノックがしてSがやってきた。

「お疲れ様~酔いを醒まさないとでしょ?はいこれ」
とポカリをくれた。

「おーすまんな、気が利くねえ」
「できる女でしょ」
「そうねw」

ベッドの上に腰かけたSが
「あー疲れたー」とそのまま後ろ向きに倒れこむ。

(うお?コイツ結構巨乳??)
ぴったりしたスウェットから形の良いボリュームある
オッパイが突き出ていた。(これ、もしかして誘ってるのか?)

「ねえ」
「んー?」(平静を装う俺)

「さっき私に欲情したでしょ?」
「・・・・したかも」

「んっふふ~エッチw」
からだを横向きに起こして意味ありげな目線

はい、確実に誘ってますね。
もう止まれないです。(次回へ続く)