オレは中学で同級生だったユミと、今まさに結合しようとしている。ユミは女児みたいなメガネを外し、顔を少しそむけ、泣きそうな目でこちらを見ている。少し侵入する度にビクッと身体を固くして、ギュッと目をつぶる。「やっぱり」俺はそうつぶやいた。コイツこの年で処女なんだ。初めてのオトコが俺なんだ。今日初めて、他人をその身体の中に受け入れるんだ。そう思うとあてがった俺自身に力がみなぎってくる。「大丈夫?やめる?」心にもない事を尋ねると、健気にも首を振って「いい最後までやって」と応える。少女がオンナに変わる大切な儀式。女性にとっては重要な通過儀礼だろう。コイツはこの年までそれを守り通して来たのだ。こちらとしてもそれなりの礼儀は尽くさねばなるまい。「3、2、1で行くよ」俺はそう言うと、ユミの入口に俺自身をあてがい、ゆっくりと数え始めた。「3・・・2・・!」俺は2まで数えて一気に突き込んだ・・・つづく。