ここで知り合った知人が GW前に骨折して、行楽地などへの外出が出来なく
なったと知らされたのは、GW前半の中頃だった。そしてGW後半にせめて
娘だけでも遊園地やスーパー銭湯に連れ出してもらえないかと頼まれた。
自分の手元から、決して娘を手放さなかった人からの頼みとあっては、俺も
ヘタな手出しはできない。でも親の監視が無いから何か楽しみも有るだろう。
1日目は遊園地だ。娘の自宅に迎えに行くと、ミニスカの可愛い服で待って
いた。髪にはリボンまで付けて・・・こんな可愛い姿にして、俺1人に独占させ
てもいいのかな?そんなに俺を信用してもいいのかなぁ?俺はワクワクだ!
自宅から駅までの道すがら、思わず娘を抱き上げて頬ずりしてしまった。
女の子は不思議だ。親元を離れたとたん、次の自分の支配者は誰かを素早く
悟り、親同様に甘えて味方に付け、親のように話して、頼りにしてくれる。
そこで、どの程度の事まで親に秘密にできるのか、試しに聞いてみた。
「ねえ、今まで誰かにHな事されたことがある?」 と聞くと、次々とクラスの
Hな男児の名を出して、おもしろ おかしく話してくれた。「そうではなくて
大人の男から、Hな嫌な事されたことある?」 と聞くと、今度は口を閉じて
うつ向いてしまった。
軽いHは両親に話しそうだし、重いHは話さないがトラウマになりそうだし、
・・・ヘタな悪戯をせず、可愛いミニスカ姿の視姦と、ふれあい?を楽しもう。
遊園地に入ると、さすがにGWだけあってすごい混雑だ。そんな中を、娘が
ミニスカートをひらひら見せて、前になり後になり笑顔で付いて来る様子は
実に可愛い。おしゃべりで動く唇が可愛い。遊具での身体密着が可愛い。
何をしていても可愛くて可愛くて、Hな悪魔の心に いつの間にか父親の心も
プラスされていく。可愛い娘が俺を慕って、巻き付いてくれるだけで幸せだ。
とにかく園内は混んでいて、渡り階段なんかギュウギュウで前進できない。
先を急ぐ娘は俺の2〜3段上で止っている。その時、娘の後ろに割り込んで
きた男の手が、一瞬娘の方に伸びた気がしたが確認できない。娘は振り返り
男の顔を見て、さらに上へとすり抜けて上った。男も上ろうとしたが、無理
だった。とっさに俺は男を問い詰めようと思ったが、確証は無いし、ここで
騒ぎを起こしたら、娘に大きく記憶に残すと思い止めた。
昼食の時、ペチャクチャ楽しそうに話す娘に、さりげなく たずねてみた。
「ねえ、さっきの階段で後ろの男に何かされたでしょ?」 と聞きながら顔色を
観察した。嫌な記憶なら暗い顔になるはずだ。ところがポカーンとした顔で
思い出そうと考え込み、ニコッと笑って 「あぁ、あれか!…あの人、お尻を
押して前へ進めようとしたんでしょ!」 と答えた。《違うよ!お尻を触った
痴漢だよ》と言おうとしたが、何回も抱っこした俺も同罪なので止めた。
それにしても、本人も気付かないHな悪戯って意外と有るもんだな。例えば
観覧車の中で外の景色がよく見えるよう肩車をしてほしいと言うので、俺は
座ったままで前後が逆の肩車をしてやった。普通の肩車ならば後頭部に付く
はずのパンツ部分が、前後を逆に座らせたため、顔面に付いた。
汗びっしょりの時の着替えが上下一式有ったので、身障者トイレで裸にして
とても親切丁寧に汗を拭いて着替えさせた・・・等々。
どれも本人はHな悪戯とは気付かず、逆に「ありがとう」と言われた。
今日一日、乗り物にいっぱい乗り、いっぱいお喋りできてとても楽しかった
と娘は言うが、俺は俺なりに別な意味で?とても楽しめたと思っている。
2日目はスーパー銭湯だ。朝から夕方までという訳にもいかないので、午後
娘の自宅に迎えに行った。
文が長くなり過ぎるので、スーパー銭湯の話はまたいつか機会があれば話す
という事で割愛させてもらうが、今まで父親の目にビクビクしながら見る側
だった俺が、他人から見られる側(見せる側?)になった親心の心境を体験
することができて気分が良かった。そして、何よりも良かった事は親の目を
気にする事無く娘とふざけたり、体を隅々まで洗う事ができて楽しめた事を
報告して終わりにします。長文失礼しました。