前回の体験談を投降(あっ、間違えた「稿」だった)した者です。「ある日の帰り道②」とありますが、今日はNとの関係を話そうと思います。
そもそも自分が英語を始めたのは、ごく本当に「なんとなく」だった。そんな風に始めた英語の教室に、一人の女子がいた。その人がNなのだ。記憶にある限りでは、小1~小3までの間はNとは話をほとんどしていなかったと思う(教科書のペア音読とかでは話していたと思う)。しかし、小4になるとだんだんと話すようになり、自分が、教科書に載っている英文を少しおかしく読むと、笑ってくれたしで、そうして少しづつ仲良くなっていった。そしていつしか、Nの事を「恋愛対象」として意識するようになり、中3の夏ごろに「メール」で告白した。(今思うと、あれは失敗だったと思う・・・)しかし、答えは「ごめんなさい」。自分もある程度予想はしていたので、あまり驚かなかった。後に分かった事だが、その時告白を断ったのは、どうやら自分の事を「一人の友達」として見ているからだという事らしい。嬉しいやら、悲しいやら、複雑だった。
少し話は遡(さかのぼ)るが、中2の時に一回「NはYの事が好きらしいよ」と学年で噂になった事があった。その時も、Yは避けようともせず、普通に自分に接してくれた。
(もしかしたら、多少気持ち悪いとか思っていたかもしれないが、そんな噂はあまり気にも留めていない様子だった。)
話を元に戻すが、その後も普通に友達の関係でいて、秋ごろにある教室のパーティーの会場の準備も二人きりで、やったこともある。(あのときは、色々と大変だった。もうハプニングの連続のオンパレードで…)
パーティーが終わったら、いよいよ受験に向けて本格始動。といっても、勉強続きな生活だったので特筆すべきことはあまりない。
(まあ、唯一書くなれば、冬に二人で教室の帰り道、一緒に帰ったぐらいだが)親戚の家に今年は帰省しなかったという無念の気持ちを引きずったまま、年が明けた。まあ、ただ紅白歌合戦を見てその後の「年越しカウントダウン特別番組」みたいなものを見て、年越ししただけだが。その後は、志望校に合格し無事に晴れ晴れとした気持ちで卒業できた。その時以来、Yと再び会うのは1か月後になるのだが・・・。(その話は、また追々)
長々と書きましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。次回作もどうぞご期待ください。