彼氏との遠距離恋愛も、はや3年。

欲求不満がどうしようもない時は、出会い系で
サクッと後腐れのないセックスをするようになってしまいました。

去年は、抜群に身体の相性も良く、性格も良い人に出会ったため、
ずっとその人と会っていましたが、

どっちが彼氏だかわからないような状態になってしまったため、
泣く泣く関係を絶ちました。

なんか身体がうずうずします。
前回、彼氏に会った時、私は生理中だったため、かなりたまってます。

定期的に、チェックしている某舐め犬サイトで募集しちゃいました。
普通の出会い系より話が早いし、クンニの無いセックスをするくらいなら、
オナニーしてた方がマシだから。

メールの交換を二週間ほど続け、いざ、ご対面です。
ちなみに、私は写メを送るのは恐いので、相手にも要求しません。

相手から事前に聞かされていたプロフィールは、身長が若干高め、
体型は細身だけど、年齢的にも、少しお腹周りは自信がない、
顔は至って平凡で、 芸能人の誰かに似ているとも言われない、とのこと。

時間どおり、待ち合わせ場所に着いた時、携帯が鳴りました。
バッグの中からごそごそと携帯を取り出していると、目の前に人影が。

「○○さん?」
あ・・・と思い、「あ」って顔をしました。

普通のスーツ着たサラリーマンです、と聞かされていたけど、
どう見ても怪しい似非リーマンが立っていました。

スーツも、ワイシャツもかなり派手で、絶対に普通の会社員ではない感じ。

30歳なのに、髪型も若作りしすぎで、大量のワックスで、
後ろの毛まで立たせて、 手には、膨れ上がったトートバック。

顔は、鼻から上がモンキッキーで、口元は、麒麟の田村でした。
スーツや髪型の派手さとは不釣合いな、気弱で地味そうな顔です。

ブサイクってほどではないけど、負のオーラが出まくっています。
相手のことは、以下田村で。

田村はにっこり微笑んで、私の視界に割り込んで来ました。

「わかりますか?」
ええ、ええ、わかりますとも。

「聞いていた服装の人が来たので、携帯鳴らしてみたんですよ。
ホント、イメージどおりの人ですね?」
「どんなイメージなんでしょう?」

「あんなサイトを見ているとは思えない、上品で、清楚な感じです」
サイトってでかい声で言うなー。

このテンションの高さは、ヤル気満々なんだろうなーと鬱になる。

私の職場の近くまで来て貰っていたので、
私がお店の予約をしていたのですが、

ダイニング・バーなんか予約しないで、
居酒屋にしておけば良かった・・・と激しく後悔。

しかも、窓から景色が眺められるカップルシートに通されてしまい、
口説いてください、と言わんばかりのシチュエーション。

田村は、私の方に身体を向け、肘をつきながら顔をガン見。

「すみません、あんまりジロジロ顔見るのやめて貰えます?
さっき会ったばかりなのに」

少しきつめの口調で言うと、
「あ、ごめんなさい。俺、調子に乗りすぎですよね」

あれ?意外と素直なんですね。
しかも、マメに料理を取り分けてくれてるし、高感度アップ。

田村が、聞き上手なのと、声と話し方は結構好みのため、
最初ほど嫌悪感は感じなくなり、いつしか会話はエロ方面に。

「欲求不満って、前したのはいつ?」
「かれこれ3ヶ月くらいしてない」

「あのサイト以外に、エッチ系サイトは見る?」
「あー、あとはSM系ですね」

「え?SMなんて興味あるの?やっぱSですよね?雰囲気あるし」
「あー、男の人に舐めさせるのが好きなので」

「やっぱ、舐めて貰うんじゃなくて、舐めさせるんだー?
俺も舐めさせて貰えそうですか?」

「あー、かわいくお願いしたら、考えてあげなくもないです」
「お願いします。舐めさせてください。足の指でもいいです」

「んー、じゃあ、試しに、指舐めてみて」
そう言って、人差し指を田村の前に突き出しました。

躊躇なく咥える田村。
舌がものすごくやわらかく、しかも自由自在に動く。

き・・・気持ちイイです。不覚にも濡れてきました。
あー、今夜限りのバター犬にしてもいいかな・・・

酔いも手伝って、トローンとしていると、田村が
「正直、俺のことどう思います?合格ですか?」
と聞いてくるので、

「うーん、今夜限りでいいなら」
と、かなり嫌な感じの答え方をしたにもかかわらず、

「じゃ、ホテルに行きますか」
と、ものすごい早さでチェックを済ます田村。

ホテルまで、大した距離でもないのに、タクシーを拾う田村。

ホテルに着いても、パネルの前で躊躇なく
一番高い部屋のボタンを押す田村。

お前のヤル気はわかった。
とことん舐めさせてやろうじゃないの、と密かにS魂に着火。 (次回へ続く)