半年ほど前の事だが、会社の同僚7人で1泊2日の旅行に行った時の話。
メンバーは男3人女4人。
全員独身だが、俺とTは付き合ってて、その事は全員知ってる。
で、旅行の目的は温泉だったんだが、あろう事か混浴。
女達も最初は文句言ってたが、だんだんノリノリになってきて一緒に入浴する事になった。
女達に
「Tの裸見られちゃうねー」
とからかわれ、俺は内心焦りつつも、まあバスタオルを巻くだろうとタカを括っていた。
そしていざ温泉へ。
平日だった事もあって先客もおらず、俺達は先に湯に浸かっていた。
と、そこへ女達の甲高い笑い声。
脱衣所は別になっていて、濃いすりガラス越しに4人の人影が。
男2人が
「うひょーっ!」
と歓声を上げ、それを聞くと俺の鼓動も高鳴ってきた。
するとガラス戸がガラガラガラと開き、黄色い塊が・・・俺は目を疑った。
女達はいわゆる軍艦巻きにはしておらず、黄色いバスタオルを両手で肩の辺りに持ち、かろうじて体を隠しているだけだった。
2人はさらに歓声を上げた。
俺は軽い目眩を感じて、Tを見た。
頼りない暖簾1枚で隠れているそのすぐ下には、あの胸、腰、ヒップ、そして大事なところが…。
女達は湯船の中へ。
上手いもんでよく見えなかった。
湯気のおかげもあったかも。
7人全員が湯船に浸かり、他愛のない世間話。
男2人も意外に大人しくしていてくれて助かった。
しかし、その平和も長くは続かなかった。
K(女番長)が、メインの湯船の奥にある小さな湯船に行こうとTを誘い始めた。
Tが仕方なしにコクンと頷くと、Kはガバっと立ち上がってくるりと向きを変えた。
男どもの前にKの大きくて弾力のありそうなお尻が現れた。
2人はまた歓声を上げている。
俺もKの尻に惹きつけられかけたが、そんな場合ではない。
これからTもKと同じように立ち上がり振り返って、俺達の前に白い丸いお尻を晒すのだ…。
俺は頭が真っ白になった。
そんな俺にTはチラッと視線を送り、何か言いたげだったが、次の瞬間彼女は立ち上がってKと同じようにくるりと回れ右をした。
見慣れたお尻だった。
右手の甲をお尻の割れ目にあてがい、彼女は歩き出した。
全く隠れていなかった。
残った4人に散々からかわれ、男の1人がTの真似をして汚いケツを披露した時には、本気でぶん殴ってやろうかと思った。
その後しばらくして、中年男性のグループが入ってきたため女達は出て行った。
その親父達に見られる事はなかったのでよかったが、残りの女2人の尻は見そびれたのは残念だった。
あの時Kに誘われたのがその2人のうちのどちらかだったらよかったのに。。